バイクの冷却水とは
バイクにはいくつかの消耗品がありますが、定期的に交換をしなくてはならないものとして「冷却水」がありあｍす。
冷却水は別名で「LLC（ロングライフクーラント）」と呼ばれることもあり、市販されている専用液に水を混ぜ、それを所定のパーツの中に入れて使用していきます。
冷却水の役割とは、エンジン内で起こる燃焼（爆発）によって熱くなった内部を冷却していくということで、適切に冷却がサイクルとして行われることによりオーバーヒート状態になるのを避け、長く運転をし続けていくことができます。
LLCには錆止め効果や不凍効果があり、過酷な環境におかれてもきちんと効果を得ることができるようになっています。
ですが長年同じ液体を使っていると、それら防錆や不凍の効果は次第に薄れてきたり、適切な冷却ができなくなったりします。
そのため定期的に交換をする作業が必要になってきます。
バイクの冷却水交換
バイクの冷却水交換は自分でも簡単に行うことができます。
バイクエンジン近くには「ラジエターキャップ」という冷却水を入れるためのキャップがあります。
まずは交換をするときにはエンジンが冷えた状態のときに冷却水の循環筒についている排出孔をボルトで開きます。
孔は下部についているので放っておけば自然に流れていくので真下においたバットで液体を受け止め、全く出なくなるまで放置します。
それからラジエターキャップを開き、水を注いで内部を軽くゆすいで清掃をします。
それから内部に適度に薄めたLLCを注ぎ込み、適切なレベルになるまで様子を見ます。
あとは最後にしっかりとラジエターキャップを閉めて終わりです。