バイクのメンテナンス
バイクを長く快適に乗るためには、定期的なメンテナンスを行うことが必要となります。
販売店が行っている走行距離ごとのメンテナンスサービスや、12か月点検、24か月点検の時などに行う整備では、法定点検は整備のプロが行い、ブレーキディスクやブレーキパッドや、冷却のための装置など、日常的な点検では分からないことを丁寧に調べてもらえます。
ただ、日常的に自分自身がバイクのメンテナンスを行うことも大切です。
販売店にすべてお任せするのではなく、自分自身でメンテナンスや整備を行うことによって、バイクの状態が良く分かるだけでなく、さらに愛車に対して愛着がわくことになるといえます。
日常的に行っておくべき点検の箇所は、ブレーキレバーや、タイヤの空気圧、ドライブチェーンやバッテリー液、そしてブレーキ液などが挙げられます。
また、事情があって長い間車庫に入れっぱなしだったバイクに久しぶりに乗る時や、久しぶりに長距離ツーリングに出かける、という時などには、バッテリーやキャブレターなど、特に入念に整備を行いましょう。
ウィンカーのチェック
日常的な点検には、ウインカーのチェックも欠かせません。
ウィンカーは走行時、頻繁に使用する重要なものですので、日ごろからきちんと整備を行っておく必要があります。
点検の方法は、まずスイッチを入れ、ウインカーを作動させます。
そして、ウインカーが正常に点滅するかどうか、確認をしておきましょう。
ウィンカーと同時に、ヘッドライトや、テールライトなども同様に、点くかどうか確認をおこなっておきましょう。
メンテナンスを行ったら記録しておこう
自分自身のバイクの点検をまめに行うことは必要なことです。
しかし意外と、オイルを変えたのはいつだったのか、バッテリーはどのくらい使用しているのか忘れてしまったり、分からなくなってしまうこともあります。
そんな時には、メンテナンス専用に、事務用のノートなどを用意しておいて、消耗品などの交換などを行ったら、その都度書き留めておきましょう。
手で書くことが煩わしいと感じる場合には、スマートフォンアプリを活用することがおすすめです。
iphoneやアンドロイド端末専用のバイク専用のアプリが配布されています。
HONDAがライダー向けに配布しているインターナビポケットというアプリは、他社メーカーのバイクに乗っていても無料でダウンロードできます。
アプリでは、ルート計算などができるだけでなく、雨が降っている場所が確認できたり、年間の走行距離などが予測できたり、オドメーターの数値を入れておくことによって、オイルや部品などの交換をする時期を把握することができます。