トラブル対応が出来ること、快適なバイクライフに必要なこと
ツーリングに行ってバイクにトラブルが起きればツーリングが台無しになります。
ツーリング天国と呼ばれる日本は、四季を通じて様々な景色を堪能でき、飽きることなく景色を楽しむことができる国です。
でもバイクのメンテナンス、旅の準備をしっかり行っておかないと予期せぬトラブルに見回ることも少なくありません。
定期的なメンテナンスをしっかり行う事がとても重要なことに成るのです。
しかしツーリングを楽しむ場合、時にガス欠状態になったり、パンクしたり・・・時に転倒するというアクシデントもあります。
そんなときでもしっかり対応できる知識と技術を身に着けておきましょう。
車体が倒れ場合、対応できますか?
女性などに多いのですが、かなり重い排気量の多いバイクに乗っていると、車体が倒れた場合に対応できなくなる方もいます。
車体が倒れ場合には、腕の力だけではなくバイクをしっかりつかんで全身を利用して起こすようにいます。
かがんだ状態からひざを伸ばすようにして、全身の体重をバイクに預けて少しずつ起こします。
200kg以上もあるバイクを腕の力だけで持ち上げようと思ってもそれは無理なことです。
一気に持ち上げようとすると腰を痛める危険性があるのでじっくり取り組みます。
持ち上げるという感覚ではなく、押し出すようなイメージを持っているとうまく持ち上げれられると思います。
車体を起こす流れを理解しておこう
まず周囲の安全を確認します。
バイクが倒れると早く起こそうと必至になりますが、周囲の安全を確保してから落ち着いて起こします。
見通しが悪い場所だと後続車が突っ込んでくる可能性があるからです。
車体を起こす前にしっかりと周囲に気を配り、ここにバイクが倒れいているということを周囲のライダー、ドライバーに知らせることが必要です。
周囲の安全を確保してから、キルスイッチ、メインキーでエンジンを止めます。
エンジンがかかったまま引き起こそうとすると、ギヤが急に入り飛び出す危険性もあります。
後輪が回らないようにということと、起こしやすくするために、何速に入っていてもいいので機矢が入っているかどうかを確認します。
ハンドルを路面側に切って、それから前後輪とも路面に設置するところまで起こします。
安全確保が最優先です
バイクが転倒する、車体が倒れるということがおこるとあわてて起こそうとする人も多く、危険な目に会うこともあります。
周囲の安全を確保し、エンジンを止めてギヤを確認、入っていたらハンドルを路面側に振るロックして、それから起こすようにします。
腕の力だけではなく、全身の力を利用しゆっくりと押し出すようにして起こすとうまく起こすことが出来るはずです。