バイクから異音?これは心配になります
購入した手のバイクから異音がする?という場合、おかしいバイクをつかまされた?と不安になります。
新品のバイクの場合、こうしたことは起こりませんが、中古バイクを購入した場合、異音がするという方も多いです。
バイクというのはもともと車よりもエンジン音が大きく、それが魅力という方も覆いのですが、乗っているバイクの普段の音とは違うおかしい音がするという場合には、その原因を突き止めるほうが安心です。
音の種類などによって心配な場合もあるのでしっかりチェックしましょう。
特にレーサーレプリカなど、バイクに速さを求めて購入された方は、このバイクからシャー・・・ガラガラガラという異音を聞いてびっくりされることもあります。
ほかのライダーの方々に「バイク大丈夫?すごい音だけどこか壊れていない?」と声をかけられることもあります。
これは故障ではなく実は正常な音で、乾式クラッチというクラッチ構造を持っているバイクはクラッチを切ることによってこうした動作音が発生します。
ホンダNSR250RSPなどはまさしくこのタイプなので心配の要らない異音です。
タペット音が気になるという人も多い
バイクは中古バイクに乗る方も非常におおいので、年式、エンジンの種類によってタペット音と呼ばれるくらいに定番の音があります。
一般的には4ストロークエンジンの場合に、こうした音が発生するようです。
音の特徴としては、トランプをぱらぱら漫画のようにめくって出る音というと分かりがいいかもしれません。
最初のうちはカチカチ位の音で、このくらいの音はあまり気にしなくてもいいといわれています。
ただこのタペット音がうるさいと思うくらいにガラガラという音に変わっていくようなら、バイクショップにいくほういいようです。
このタペット音の原因となるのはエンジンの中にガソリンと空気を取り込むとき、逆に排気する役割を持っているバルブがしっかり閉まらないことが原因です。
通常、エンジンが熱くなっても機能できるように、普段から少し隙間が開いていてそのためにカチカチという音がするのです。
でもこの隙間が大きくなっていくとガラガラという大きな音になっていくのです。
エンジンの回転数が上がるとより大きな音になっていくので、自分でもだんだんとわかるようになります。
音が大きくなってきたらバイクショップで見てもらいましょう。
バリバリ・・・バタバタ・・・走行音がうるさい
エンジンは通常バタバタ、バリバリという音を立てません。
しかしバリバリ、バタバタという大きな音になっていくこともあります。
これは、排気漏れが原因となる音の可能性が高いです。
ガソリンを燃やしたガスは排気管から消音機という機械を通過してマフラーから排気されます。
このとき途中でねじが緩んでいる箇所があったり、排気の管と管の間になるガスケットという部品が傷んでいると起こることです。
こうした異音はおかしくないものもありますが、今までしていなかった音が出てきた、うるさくなってきたという場合、一度バイクショップに持っていってみてもらうほうがいいでしょう。