あれ?バイクの加速が悪い?これはどういう状態なのか
バイクに乗っていると、あれ?おかしいなと思うことも出てきます。
例えばアクセルを開けているのに一向に加速しない、ということもあります。
バイクスピードが出ないという状況になっているのですが、どのようなことを点検すればいいのでしょうか。
バイクは日々の点検や定期的なメンテナンスが欠かせない乗り物です。
最近はこうしたメンテナンスも行わずバイクが危険な状態となっている方も多いとききます。
バイクの状態を確認せず乗ることは危険なことと理解ししっかりチェックを行いましょう。
先ずは基本中の基本、燃料に問題がないか?チェックします。
ガソリンをいつ入れた?とチェックして、ガソリンを入れてから半年以上たっているという場合にはガソリンそのものが劣化している可能性もあるので、いったんガソリンをタンクからすべて抜いて、それから新しいガソリンを入れます。
ガソリンの次にはエアクリーナーエレメントのチェック
バイクによってはエアクリーナーエレメントが詰まっている、また劣化しているという可能性も否定できないので、エアクリーナーエレメントを長くメンテナンスしていないという場合、ごみ詰まりなどを除去することが必要です。
エアクリーナーエレメントが詰まっている状態だとエンジンにきれいな空気が送られなくなり、燃料が過多という状態になっているとスピード、トルクが出ないということにつながります。
フィルター用のごみ吸着剤の塗布、またオイルを含ませるなどしてみます。
乾式の場合はエアガンで内側から吹き飛ばすような容量で掃除します。
こうした作業を行ってもエンジンが一向に加速しないという場合には、エアクリーナーエレメントが劣化しきっている状態なので、交換します。
そのほかに考えられることは?
エンジンが一向に加速しないというとき、エアクリーナーエレメントやガソリンなどメンテナンスしてみてそれでも解決しない場合、燃料ホースが折れ曲がっているということもあるので、タンク、エアクリーナーエレメントボックスなどを確認し、燃料ホースの状態がおかしくないか確認します。
2ストライクバイクの場合で、マフラーから白煙が出るという場合には、マフラーが詰まっている可能性もあるのでマフラーを成功する、また交換する、さらにエンジンオイルを行為冠するなどしてみてください。
4ストロークバイクの場合、ピストンリングが劣化していたり、バルブの状態が悪いこともあるので、エンジンをオーバーホールする必要も出てきます。
オーバーホールする場合、自分で対応できる方もいますが、出来ない方は無理せず、バイクショップ、また修理店にもって行き対応してもらうほうがいいでしょう。