バイクのマフラーから異音が?音がおかしいとやっぱり不安
バイクのエンジンが動かない、セルがおかしいというときにはバイクを購入したショップや修理店に持っていくと思いますが、バイクのマフラーから煙が出た?!という状態となるとびっくりします。
煙が出るなんてこれはきっとものすごい故障だ・・・とあわててしまう気持もわかるのですが、冷静に対処すれば大丈夫です。
何が原因なのかをつかむこと、これが大切なことです。
でもこの場合、少し手入れを行うことで即解決することもあるので、先ずはどうして白い煙が出るのか?ということを確認しておきましょう。
オイル上がりとオイル下がりとは?
オイル上がりの場合、シリンダーとピストンが磨耗してそれによって出来た隙間に、オイルパンに入っているオイルが上がっている状態を指し、これによって煙が出ることがあります。
オイル上がり専用の添加剤があるので、これを利用することで改善することが出来ます。添加剤を利用しオイルの粘土を高めることでオイル上がりを改善できるのですが、オイルを交換することも必要です。
質の悪くなったオイルを利用質得ることで、またオイル上がりという状態を作り出してしまうので、このとき一緒にオイルを交換するほうが安心です。
オイル下がりはオイル上がりと同様にシリンダーとピストンの磨耗によって隙間が出来、そこにオイルが入り込みますが、オイル下がりの場合には、バルブシステムからシリンダー内にオイルが入り込むことによって起こります。
このときにはオイル下がり専用の添加剤があるので、オイル上がりと同じように添加剤を利用することで対応できます。
この添加剤はオイル上がりのときとまったく違う添加剤なので、同じものを利用しないことが重要です。
オイル下がり専用の添加剤はエンジン内のゴムの柔軟性を取り戻すもので、これにより密閉性を向上させることが出来るのです。
エンジンの密閉性が高くなることで、オイルが下がることを改善できます。
このとき一緒にエンジンバルブのバルブシールを交換しておくとより安全です。
オイル下がり専用の添加剤を使うことで状態がよくなることもあるのですが、劣化がひどい状態だとひび割れなどが起こる危険性もあるので、バルブシールを交換しておけば安心なのです。
自分でメンテナンスする癖をつけておこう
オイル上がり、オイル下がり共に、永く愛用しているバイク、また長期間乗らずに放置している場合によく起こります。
そのため、どのような症状なのか?それによって添加剤をそれぞれに利用することが求められます。
定期的にメンテナンスを行う事が重要ですし、豆にオイル交換を行うなど、丁寧にバイクに乗っているとこうしたトラブルも少なくなります。