バッテリー上がりが起こった場合
バイク内部で使用する電力のもとになるのがバッテリーです。
バイク用バッテリーの容量は小さくわずか12V程度のものですが、バイク内にある各種重要な機能を動かす役割をします。
バッテリー上がりとはそのバッテリーの中に蓄積されていた電力がなくなってしまうなどしてバイクに必要な電力を出すことができなくなってしまう状態のことで、ライトが着かない、エンジンがかからないなどの症状が出てしまいます。
よくあるのが長距離ツーリングに出掛けて一旦停車をしたところ再スタートができなくなってしまうという場合で、なんとかして臨時に電力を確保するための対策が必要となります。
近くの人からバッテリーに充電させてもらう
バッテリーは消耗品なので、もし電力が不足しがちになってきたと感じたら早めに交換をするのが一番の対策です。
しかし出先でのバッテリー上がりのようなすぐに交換作業ができないというときには、急場しのぎとして他の自動車やバイクから充電をさせてもらうという方法があります。
もしくは専用の充電器から直接電力を入れなおすということもできます。
他社から電力を分けてもらうには、バッテリーケーブルを赤黒の二本を用意してつなげるバッテリーと極を合わせてつなぎエンジンを回します。
なおバッテリーで電力を分けてもらうには同じV数のものでなければいけないので気をつけましょう。
V数があっていれば相手側のバッテリーはバイクのものでも自動車のものでもかまいません。
バッテリーケーブルは最初から車載されているわけではなく別売りなので、万が一の時のための車載工具として積んでおくことをおすすめします。