ソロツーリングとは
免許を取得し、バイクを入手したら、いつもとは違う場所に行ってみたくなったり、遠くへ旅行に出かけたくなりますね。
空いた時間に走るのもツーリングですし、本格的な旅行もツーリングと呼びます。
ツーリングは、ソロツーリングとマスツーリングという、2つのタイプに分けることができます。
それぞれの違いや、ソロツーリングの楽しみ方、注意事項などをご紹介いたします。
ソロツーリングの楽しみ方
ソロツーリングとは、1人だけでバイクに乗って遠出をすることを指しています。
対して、マスツーリングは、複数のバイクで同じ場所に向かうツーリングのことを指します。
ソロツーリングは、目的地や立ち寄る場所、食べるもの旅行のプランをすべて自分自身で決めることができます。
途中で気になったスポットがあれば、ふらっと立ち寄っても良いですし、思い立ってルートを変更するなど、自由きままに行動ができることは、ソロツーリングならではの楽しみのひとつです。
ただ自由ということは、その分すべてを自分の意志によって決定し、行動をしなければいけないことを常に考慮しておきましょう。
初心者のソロツーリング
初心者の場合、まずは公道に慣れてからツーリングを行うようにしましょう。
また最初のうちは、いきなり遠距離を走行することは避け、短い距離からはじめ、少しずつ距離を伸ばしていくことにすることがおすすめです。
また、気ままな旅も醍醐味の一つですが、初心者でソロツーリングを行う場合には、事前に計画をきちんと立てておくようにしましょう。
ソロツーリングは、緊張を伴いますので、疲れもたまりやすくなります。
綿密な計画を立てておくことによって、余裕をもってツーリングを行うことができます。
1日に走行できる距離は、バイクや道路状況、天候などによっても変わってきますので、一概には言えませんが、初心者の場合には、半日程度だと100キロメートルから150キロメートル、日帰りだと200キロメートルほどと考えておきましょう。
計画を立てる際に必要となる所要時間の簡単な計算方法は、走れると思われる速度の60パーセント程度で算出することです。
市街地や、細い道などでは速度も落ちますし、休憩も考慮する必要があるためです。
さらに立ち寄った場所の滞在時間を足して、おおよその所要時間を出しましょう。
ソロツーリングの必需品
ソロツーリングに必ず携行した方が良いものは、まず地図が挙げられます。
折りたためるコンパクトなロードマップは、ゆっくりと広げて確認をすることができますし、最近ではスマホアプリに地図アプリを入れておくのも便利です。
また、天候の急変に備えて、レインウェアも必要です。
さらに、もしパンクをした時のために、リペア用のキットなども入れておきましょう。