購入から納車までの流れを知ろう
メーカーやデザインや型式、年式、カラーなど、どのバイクにしようか悩み購入を決心し、バイクの販売店に行くことになったら、すぐ乗れるのか、いつ頃納車になるのか、ということは気になることだと思います。
ツーリングの計画を立てていて、すぐ乗るつもりで販売店に行ったのに、間に合わなくなったり、書類が足りなくて何度も往復することになった等、購入時になって戸惑うことがないように、スケジュールを前もって頭に入れておきましょう。
実際に購入する場合には、具体的にどのような手順で納車に至るのか、納車までの時間はどのくらいかかるのか、購入の際に必要な物について等、ご紹介いたします。
バイク購入の諸費用:手数料
バイクを購入する際は、バイクの車両そのもの金額以外にも費用がかかります。
費用には、バイク販売店に支払う手数料と、定められた法定費用と呼ばれる2種類があります。
手数料は、販売店ごとによって少し異なってきます。
そのうちのひとつである整備費用は、陳列しておいたバイクを公道で問題なく走行できるように、整備やメンテナンスを行うための費用のことを指しています。
走行に不都合がないように点検、部品の調整を行ったり、バッテリーにつないだり、中古車の場合は、タイヤやオイルを交換したり等バイクの状態によっても整備内容が行います。
整備の詳細によって値段がかなり変わってきますので、疑問点がありましたら、整備内容と費用が適切かどうか、販売店に確認をしましょう。
さらに、登録手数料がかかることもあります。
バイクを購入すると、管轄の市町村役場でナンバープレートの交付を受けたり、陸運局などに車体の登録を手続きをする必要があります。
中古バイクの場合は、名義変更の手続きが必要です。
これらの登録手続きを代わりに行ってもらう場合には、代行手数料がかかります。
この手数料も、バイクの排気量であったり、移動距離などで変わってきます。
そして、整備や登録手続きが完了したバイクを納車するための納車手数料もかかります。
納車費用は、販売店まで直接引取りに行く場合は不要です。
また、バイクの登録や変更手続きを自身で行いたい、という場合にも不要です。
バイクの車体費用や手数料、部品などには消費税がかかってきます。
バイク購入の諸費用:法定費用
法定費用は、バイクを公道で走らせる場合に必要となってくる税金や保険料のことを指します。
まず、自動車重量税は、バイクの場合は排気量によって納税額が変わってきます。
原付バイクの場合は課税がありません。
125cc~250ccのバイクには、新車を登録する時に6300円かかり、250ccを超える排気量のバイクには、5000円がかかります。
250ccを超えるバイクには車検が必要となるため、車検ごとに自動車税を支払います。
さらに自賠責保険料も必要です。
自賠責保険料は原付バイクにも必要となり、保険料は、排気量と加入期間により変わってきます。
また自賠責保険だけでなく、万が一の時のために任意保険にも加入を検討しておきましょう。
任意保険はいろいろな種類があり、バイクの販売店でも取り扱っていることが多いので、相談をしてみましょう。
そのほか、年に1回、市町村に収める軽自動車税がかかります。
軽自動車税も排気量によって納税額が変わってきます。
購入時に必要な書類
バイクを購入する際に用意をしておくものは、住民票や、シャチハタではない認め印が挙げられます。
契約を行い、購入の手続きが完了後、納車日時を決定します。
販売店や、バイクの状態にもよりますが、購入から納車まで、おおよそ2週間ほど時間をみておきましょう。
納車は夜間は避け、なるべく平日の日中に行うことが好ましいとされています。
在庫がない車体の場合などは、さらに時間がかかることもありますので、急ぐ場合はあらかじめ確認をしておくことも大切です。