バイクをオークションで購入する時の注意点
バイクを購入する方法は色々とありますが、中でも注意をしたいのがオークションでのバイク購入です。
中古ショップ等と違って実際に現物を見てから購入する事ができない分、オークション後にトラブルが発生することもザラにあります。
お金を振り込んだのにバイクがいつまで経っても届かない、メンテナンスをしないと乗れないような状態の悪いバイクを買わされたなど、トラブルの種類は様々です。
不要なトラブルを避けるためにも購入時にはまず、オークション出品者が信頼出来る人物なのか判断するようにしましょう。
出品車の評価があまりにも悪い場合や、現物の写真などが不鮮明、説明文や問い合わせの対応に不信感がある場合など、取引に不安が少しでもある場合は辞めた方が賢明です。
オークション後に現物の確認をしてから購入する事ができるかどうか、試乗が出来るかどうかなども合わせて聞いておくと、安心感がより一層高まります。
売るときの注意点は?
逆にバイクをオークションで出品する場合は、所有者の名義変更手続きをすることを忘れない事が一番大切です。
名義変更をする前に落札者にバイクを引き落とし、落札者が事故に遭った場合、その事故の責任を問われる可能性があります。
こちらは出品者としての義務の1つですので、必ず名義変更届をしてからバイク本体の引き渡しを行って下さい。
名義変更そのものは出品者だけで完結することができません。
落札者自身が名義変更届をしないと名義変更が終わりませんので、落札者にバイクを送る前に譲渡証明書などの書類一式を準備して、バイク引き渡し前に手続きをしてもらいましょう。
手続きをする前にバイク本体を渡してしまったら事故が起きた際にどうすることもできませんので、必ず手続きをしてから本体を納品します。
トラブルを防ぐポイント
バイクオークションを利用する際には出品者も落札者も不要なトラブルを避けるために、丁寧な確認作業を行うことが大切です。
出品者であれば落札者からの質問には正直に答えること、バイク譲渡に関する手続きや、本体の受け渡しなどの時期、場所なども明確にした上で取引を進める事が重要になります。
バイクの状態は落札者からしたら特に重要なポイントですので、破損や劣化している部分があれば必ず事前に伝えておきましょう。
バイクを落札する側の場合も、バイクの状態を確認する事はもちろん、お金のやり取りのタイミングなども明確にすることが肝心です。
即断即決することが無いように取引を重ね、出品者が信用ならないような人物と少しでも思ったら、トラブルに巻込まれないようにするためにもその取引は中断をした方が安心でしょう。