新車で買ったら最初にすること
自分の大好きなメーカーのお気に入りのモデルを新品として乗ることができるというのは、ライダーにとってとても幸せなことです。
新車として納品をされるバイクは走行距離も限りなく0kmに近く、エンジンや消耗品の劣化も全くありません。
しかしそれは言い換えると準備運動なしの状態でいきなり走りだすようなものなので、いきなり普通に街乗りに使用するというのはあまりおすすめできません。
バイクを長持ちさせるためにも新車として購入をするときには最初に「慣らし運転」としてしばらく安定的に走行をしてみて、タイヤやエンジンを動かしやすくなじませていきましょう。
最初に注意しておきたい点
中古バイクは前に誰かが使っていたせいで機械にクセがついているけど、新車はまっさらの新品なんでクセがなく乗りやすいはずと思うかもしれません。
しかし新車バイクは新車バイクならではのクセがついているため、乗る時には十分注意しておく必要があります。
まず最も重要なのがタイヤで、新品のタイヤはグリップが甘く滑りやすくなっているためしばらく走って表面を柔らかくする必要があります。
特に車体を傾けたときに滑りやすさを感じやすいので、慣らしとして走るときにはあまりカーブが多い道ではなく高速道路などスピードをできるだけ一定のまま直走できるとことを選びましょう。
新車購入時にはショップからきちんと説明があるので必ず順守をしてください。
慣らし運転としてはだいたい1000kmくらい走行をするのが適性となっており、その距離までは回転数を高めずできるだけ一定のまま走るようにしていきます。
回転数の制限はそのバイクの排気量によって水準があるのでそのあたりも購入をするときにディーラーの担当者さんに聞いてみるようにしてください。