バイクの廃車手続きの方法は?
長年家に眠っているバイクを処分したいとなった時にはまず、廃車手続きをする必要があります。
廃車手続きをする際には車検証やナンバープレート、バイクの使用者の印鑑など必要な物を持参して、役所、または軽自動車検査協会に行きます。
バイクの種類が原付バイク、または250cc未満のバイクであれば役所へ、それ以上の大型バイクであれば軽自動車検査協会にて手続きを行います。
原付バイクの場合は手数料無料、その他のバイクは大きさに合わせてそれぞれ数百円程度の手続き手数料が必要です。
大型バイク以外は役所で手続きが完了しますが、大型バイクの場合は軽自動車検査協会での手続き後、陸運局での手続きが必要になります。
廃車手続きをするデメリット
廃車手続きをするのは第一に手間がかかります。
大型バイクの場合は特に色々な場所に出向く割に一銭にもなりませんので、もし今後改めてバイクに乗りたいとなった時に再度手続きをする手間があるのもデメリットの1つです。
廃車手続きも数百円程度とは言え原付バイク以外はお金がかかりますので、本当に必要が無くなったタイミングで行わないと時間もお金も無駄にする可能性があります。
第二に陸運局は平日しか窓口が開いておらず、役所も窓口が開いている時間が限られています。
仕事を休んで行かないといけない方もいますので、その点も面倒と言えるでしょう。
また万が一忘れ物や書類不備などがあった場合は何度も役所や陸運局に通わないといけなくなりますので、その分余計な時間がかかる可能性が高いのもデメリットの1つです。
できるだけ高く売る方法
こうした面倒な廃車手続きをするのが嫌で、バイクの買取をしてしまうオーナーも多数います。
バイク買い取り店の多くはバイク買取だけではなく無料で廃車手続きも行ってくれる所がほとんどですので、バイクをお金に換えられた上に面倒な手続きも行う必要がないのです。
お金になった上に面倒な後始末も全て行ってもらえて一石二鳥という事もあり、廃車手続きだけをするくらいならいっそのこと買取に出すという方が多いでしょう。
バイクによって買取価格が異なりますので一概には言えませんが、思っていたよりも高く買い取ってもらえたと感じているオーナーもたくさんいます。
走行距離が多くメンテナンスも全くしていなかったようなバイクが実はレアなバイクで、ビンテージバイクとして買い取られるということも珍しくないのです。
買取査定価格はお店によっても異なりますので、いくつかのお店で査定をしてもらって一番高い所にお願いをすることで、バイクの処分をしたついでにちょっとしたお小遣い稼ぎをすることもできるでしょう。