快適性を向上させる実用的なアイテム
バイクカスタムと聞くと、マフラー交換やエンジンの改造といった難しい作業を想像するかもしれませんが、初心者が最初に取り組むべきは快適性を上げる実用的なカスタムです。例えば、スマートフォンホルダーの取り付けは現代のツーリングにおいてほぼ必須と言えます。ナビアプリを活用することで、知らない土地でも安心して走ることができ、ツーリングの行動範囲が劇的に広がります。また、USB電源を増設すれば、走行中にスマホの充電切れを心配する必要もなくなります。さらに、積載量を増やすためのリアボックスやサイドバッグの装着も立派なカスタムです。ヘルメットやレインウェア、お土産などを収納できるようになれば、リュックを背負う必要がなくなり、身体への負担が大幅に軽減されます。このように、自分の使い勝手に合わせてバイクを少しずつ改良していくことで、愛車への愛着もより一層深まっていきます。
見た目を個性的にするドレスアップ
性能には直接関係しなくても、見た目を自分好みに変えるドレスアップもバイクの大きな楽しみの一つです。手軽なものでは、ホイールの縁に貼るリムステッカーや、車体に貼るデカールなどがあります。これらは比較的安価で、失敗してもやり直しがきくため、初めてのカスタムとして最適です。また、バーエンドやブレーキレバー、ミラーなどを社外品に交換するだけでも、バイクの印象はガラリと変わります。自分の好きな色をアクセントカラーとして取り入れることで、メーカー純正の状態とは違う、世界に一台だけのオリジナルバイクを作り上げることができます。駐車場にたくさんのバイクが停まっていても、自分のバイクがすぐに見つけられるようになると、所有欲が満たされます。法規制の範囲内であれば、自由な発想で愛車を飾ることができるのがバイクという乗り物の懐の深さです。
身体に合わせて操作性を最適化する
バイクは車と違って座席の位置を簡単に調整できない乗り物が多いですが、パーツを交換することで自分の体格に合わせることが可能です。これをポジション調整と言います。例えば、足つきが悪くて不安な場合は、シートのスポンジを削るアンコ抜きを行ったり、車高を下げるローダウンキットを組み込んだりすることで、停車時の安定感を高めることができます。また、ハンドルが遠いと感じる場合は、ハンドルバーを交換したり、位置を手前にずらすスペーサーを入れたりすることで、無理のない姿勢で運転できるようになります。操作系が自分の身体にフィットすると、長時間の走行でも疲れにくくなり、結果として安全運転にもつながります。無理をしてバイクに体を合わせるのではなく、バイクを自分に合わせるという発想を持つことで、ライディングの楽しさは何倍にも膨れ上がります。
