本格的なバイクに乗るための免許
バイクに本格的に乗っていきたいと思うなら、やっぱり普通二輪免許以上の免許がほしいところです。
普通二輪免許を取得することで、400ccまでの排気量のバイクに乗ることができるようになります。
400ccというとかなりの大きさになりますから、街乗りはもちろんのこと長距離のツーリングをするにも全く不自由を感じることはありません。
さらに大きなバイクに乗るとなると大型二輪免許を取得することになりますが、大型二輪免許を取得している人でも実際に自己所有としては400cc以下のものにしているということもよくあるので、無理に大型に乗りたいと思わなければこの普通二輪免許でも充分といえます。
特に400ccを超える大型のバイクになると毎年かかる重量税や軽自動車税、さらに車検費用とかなりそれ以下のものと比べて大きく金額が跳ね上がってくるので、週末ドライバーさんなどはそこまでして大きなバイクに乗りたいと思わないということもあったありします。
普通二輪免許を取得するためには
普通二輪免許を取得するための条件は、16歳以上であることと視力が両目0.7以上あるということです。
大型免許の場合は18歳以上になるので、将来的に大型免許をとることを予定している人もそれまでのつなぎとして普通二輪免許を取得するというのもありでしょう。
普通二輪免許を取得するときには、まずは教習所に通って学科教習と技能教習をそれぞれ受けてから学校の卒業検定を受けます。
無事に卒検に合格をしたらその卒業証明書をもってもよりの免許センターで学科試験を受けます。
教習所に通わずに直接免許センターで技能試験と学科試験の2つを受けることもできるようになっていますが、その場合もし落ちた場合にはもう一度免許センターまで通い直さないといけないので手間や確実性を考えたら先に教習所に行く方法がおすすめになります。
意外に難しい技能教習
バイクの免許をとりたいと意気込んで教習所に通い始めたものの、思うように教習を進めることができず途中で挫折を味わったという人も実はたくさんいます。
普通二輪免許以下のバイクの場合、実はそれほど運転は面倒なものではなく普通に自転車に乗れればだいたいすぐにマスターをすることができます。
ところが普通二輪免許のいわゆる中型バイクに乗るようになると、バイクの大きさもぐんと増えますし、それを操るためにはたくさんのテクニックが必要になります。
例えば実際の教習の一例を紹介すれば、直進狭路という通称「一本橋」という技術を習得しなくてはならず、幅30cmと大変狭い板の上を15mバイクで走行しなければいけなかったりします。
他にもパイロンを使ったジグザグ運転をするスラロームや、坂道発進や急制動(急ブレーキ)といったかなり大胆な動きをすることになるので、体格が小さな人や女性にとってはかなり技術レベルが高くなってきます。
ですが実際にはかなり小さな人でも上手に乗りこなしている人はたくさんいるので、ぜひ諦めずに免許取得を目指してもらいたいです。